調査結果からみる、BtoC企業におけるアメリカと日本でのコンテンツマーケティングの広がりの違いについて、以前の記事でご紹介をさせていただきました。
「アメリカと日本で、コンテンツマーケティング活用度合いはどの程度違うのか 〜BtoC企業のコンテンツマーケティング調査の日米比較より〜」
今回は、日本企業のコンテンツマーケティングへの取り組み実態について、2014年1月にBtoC企業のマーケター約100名に聞いた調査レポートをご紹介します。
コンテンツマーケティングを活用している企業はどれくらい?
コンテンツマーケティングを活用している企業は53%、活用検討中企業は44%、活用していない企業は3%となりました。既にコンテンツマーケティングを活用している企業が半数を超える状況となっています。
コンテンツマーケティングを活用する目的で一番多かったのは?
コンテンツマーケティングを活用する目的の第1位は「SEO(自然検索の流入増)」。割合も57%と過半数を超えています。第2位「コンバージョン」、第3位「Webトラフィック獲得」へと続きます。
コンテンツマーケティングのKPI上位3つは?
コンテンツマーケティングのKPIは第1位「Webトラフィック」、第2位「コンバージョン」、第3位「SEO順位」となりました。
コンテンツをプロモートするために活用しているメディア上位3つは?
コンテンツは作って終わりでなく、プロモートして”Get found”される必要があります。
プロモートするために活用しているメディアの上位3つは「Facebook」「Twitter」「YouTube」となりました。
コンテンツマーケティングを推進する体制は?
「マーケターはパブリッシャーに」と言われますが、実際の体制としては、「社内とアウトソース」が51%、「社内(既存メンバーのみ)」が40%、「社内(外部から採用)」が6%、「アウトソースのみ」が3%となりました。
コンテンツマーケティング推進に当たり困っていることは?
コンテンツマーケティング推進に当たっての課題上位3つは「リソース不足」、「企画力/編集スキル/ノウハウ不足」、「KPI測定/パフォーマンス評価」となりました。