サイト種類別、直帰率調査

サイト種類別、直帰率調査

この記事は、当社アドバイザーHiten Shahが社長をつとめるKISSmetrics社のブログ「Bounce Rate Demystified」を抜粋/翻訳した内容です。  

今回の調査対象の平均的なサイト

今回の調査対象の平均的なサイト/指標は次のようなものです。 ・サイト滞在時間:190.4秒 ・セッションあたり平均閲覧ページ数:4.6 ・直帰率:40.5% ・新規訪問率:62.9% 直帰率40.5%。私がこれまで言っていたことがなかなか当たっていて良かったです。  

6つのサイト種類別の直帰率

小売りサイト、シンプルなランディングページ、ポータルサイト、サービスサイト、コンテンツサイト、リード生成サイトの6つのサイト種類別の直帰率です。 直帰率

小売りサイト

直帰率は20%〜40%です。  

シンプルなランディングページ

直帰率は70%〜90%です。広告ランディングページで、コンバージョンイベントが1つだけあるような(購入する、とか)ランディングページを指していると思われます。  

ポータルサイト

直帰率は10%〜30%です。MSNやYahooグループのようなサイトです。  

サービスサイト

直帰率は10%〜30%です。FAQサイトやセルフサービス型(自身で問題解決するサイト)です。検索意図と目的がはっきりしているから直帰率が低いのでしょう。  

コンテンツサイト

直帰率は40%〜60%です。検索におけるビジビリティが高く、その結果あまり関係ない検索ワードでも流入があるため、直帰率は高くなりがちです。  

リード生成サイト

直帰率は30%〜50%です。売上げに繋げるためのリード生成です。  

補足

実務レベルになると、ブランドワードでの検索トラフィックは直帰率がかなり低い、メール広告は概ね直帰率が高い、読ませるコンテンツは購入モードユーザーではないため直帰率が高いなど、細かな数値をチェックする方が妥当な場合が多いです。一方、サイト全体として業界平均と比べてあまりに悪い場合は、大きな意思決定も必要だろうと思いますし、まだまだ改善余地があると捉えることも出来るかと思います。 ★この記事は、当社アドバイザーHiten Shahが社長をつとめるKISSmetrics社のブログ「Bounce Rate Demystified」を抜粋/翻訳した内容です。 内容の詳細、またデータソースはKISSmetrics社のブログにてご確認ください。