GinzaMetricsが
はてなブックマークの計測に対応したということで、コンテンツマーケティングにおいて、はてなブックマークをどう使えば良いのかを整理します。はてなブックマークは、ネット上にブックマークを保存・公開することができる月間で述べ600万人以上が利用する日本最大のソーシャルブックマークサービスです。はてなブックマークは、ソーシャルメディア上の拡散の起点になりやすい傾向にあります。特に同じ半匿名メディアのTwitterへは波及しやすいようです。更にはてなブックマークが一定数以上付いたコンテンツは、はてなブックマークのサイトに掲載され、それがより多くのユーザーの目に触れる機会となり、更なるはてブが集まるといったスパイラルが生まれます。リンク獲得を狙う場合も、他のソーシャルシグナルと異なり、はてなブックマークは、それ自体がリンクです。更に、上述したように、拡散の起点になりますので、ソーシャルでの拡散を通じたリンク獲得も期待することができます。
グノシーなどのキュレーションメディアでも、はてなブックマーク数も考慮に入れて掲載が決定されている可能性があります。因果関係までは分かりませんが、実際に、はてなブックマークの多いコンテンツは、掲載されることが多いようです。
はてなブックマークのウェブサイト
はてなブックマークの多いコンテンツの特徴
それでは、どういったコンテンツを作れば、はてブが集められるのでしょうか?言葉で表現するのが難しいのですが、テーマとしては「すごく尖っているか、ちょっと知的な」コンテンツが、はてなブックマークを多く集めているように思います。
また、ブックマークには「保存」という意味がありますので、情報量の少ないものよりも長文コンテンツの方が、「後で読もう」とか「取っておこう」という心理になりやすいのか、はてなブックマークを集めやすいようです。実際に、はてなブックマークのサイトに掲載されているコンテンツ(ホッテントリ)を眺めてみますと、特定のテーマを独特な視点で深堀りしたコンテンツが多いようです。まずは、はてなブックマークのサイトでどういったコンテンツが掲載されているか、継続的に眺めてみることをお勧めします。はてなユーザーは、ITやWebに関わる人が多いため、その他の業界では効果がないのではと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、はてなブックマークのサイトに掲載されるコンテンツは、テクノロジー分野に限らず、暮らしや学び、エンターテイメントなど幅広い分野のコンテンツが表示されています。実際に多くのテクノロジー分野でない企業コンテンツも多く掲載されています。
GinzaMetricsによるはてなブックマークの計測
GinzaMetricsでは、FacebookやTwitterに加えて、コンテンツごとにはてなブックマークの数も計測できるようになり、上述したようなはてなとTwitterの相関関係なども把握して頂くことができます。はてな向きのコンテンツ、Twitter向きのコンテンツ、Facebook向きのコンテンツなど、ターゲットとなるソーシャルメディアごとに成果の出せるコンテンツを調査して頂く事ができます。ご導入企業様は、ぜひご利用下さい。また無料のトライアルでも簡単にご利用頂けますので、未導入の企業様も、ぜひお試し下さい。