当社は、SEOやコンテンツマーケティングに従事していらっしゃる皆さまの参考になる情報発信をすることを目的に、日々の情報発信を行っております。
本記事は、『旅行業界の領域別検索トレンドの変化をご紹介したい』という意図で企画をいたしました。
しかしながら、本記事構成により、本来参考にしていただきたいと思っていた皆さまへ、かえってご迷惑をおかけしてしまう情報発信を行ってしまう可能性への配慮不足を、深くお詫び申し上げます。
公開後ではありますが、タイトル・内容を修正し、一部情報のみ記載する形に変更いたしました。
旅行予約系20サイトについて、検索トレンドが2013年と2015年でどのように推移しているか、下記5つのグループ、30種類の検索ニーズ別に調べました。
■グループ1. 旅行関連一般ワード
検索ニーズ:旅行一般、航空券一般、ホテル一般、格安一般、旅行目的
■グループ2. 海外系ワード
検索ニーズ:海外_国地域、海外_「旅行」、海外_「ホテル」、海外_「ツアー」、海外_「格安航空券」、海外_「LCC」、海外_「観光地 _旅行」、海外_「イベント_ツアー」、海外_「ビーチリゾート」
■グループ3. 国内系ワード(温泉以外)
検索ニーズ:国内_「旅行」、国内_「ツアー」、国内_「観光地_旅行」、国内_「観光施設」、国内_「観光施設_割引」、国内_「都市部ホテル名」、国内_「地方旅館名」、国内_「ホテル予約」
■グループ4. 温泉系ワード
検索ニーズ:温泉名、温泉_「宿」、温泉_「観光」、温泉_「ランキング」、温泉_「日帰り」
■グループ5. 移動手段系ワード
検索ニーズ:移動手段_「飛行機」、移動手段_「バス」、移動手段_「レンタカー」
旅行予約系20サイト比較の調査方法・調査対象
■調査ツール
コンテンツマーケティング&SEO管理プラットフォーム「GinzaMetrics」を使いました。キーワード単位、キーワードグループ単位で、競合比較を自動で行えます。
■調査したサイト
大手サイト/有名サイト、予約系の旅行予約系サイト20社を対象としました。
※口コミ系、メディアサイトは調査対象から除外しています。
■調査したキーワード
各グループ10ワード、30のグループを調査しました。10 × 30 = 300ワードをチェックしています。
■調査した指標
キーワードグループ毎の平均順位です。
旅行予約系20サイト調査:2013年と2015年の比較結果サマリー
■調査結果の見方
・キーワードグループ毎に、20社それぞれの平均順位を載せています。
・赤セルは、当該キーワードグループで平均順位が最も良いサイトです。
・ピンクセルは、平均順位が2−5番目のサイトです。(平均順位が30位以上のサイトを対象としています。同順位の場合もあります。)
上記の色分けにより、キーワードグループ毎の、独占度合い⇔バラツキ度合いをビジュアルで確認いただけます。
※注意事項
・平均順位のため、1ワードでも低順位があると平均順位は落ちます。
・任意にキーワード選定しています。選定キーワードによっては平均順位も変わります。
■グループ1. 旅行関連一般ワード
旅行関連一般ワードグループとは、特定地域を指定しない「国内旅行 ツアー」「海外航空券」「ホテル 予約」「格安ツアー」「卒業旅行」などをまとめたワードです。このグループは2013年、2015年共に、圧倒的リーダーが不在の状況が続いています。
<2015年>

<2013年>
■グループ2. 海外系ワード
2013年、2015年共に強みを発揮しているサイトは、大きな変化はありません。1位を取っているサイトでみると、2強にまとまってきている印象です。
<2015年>

<2013年>
■グループ3. 国内系ワード(温泉以外)
2013年は1位を取り合っているサイトが2サイトでしたが、2015年では、2013年の2強以外のサイトがトップに躍り出ています。競争・変化の激しい領域であると言えるでしょう。
<2015年>

<2013年>
■グループ4. 温泉系ワード
2013年、2015年共に圧倒的2強のサイトを、他の数サイトが追いかける状態が続いています。
<2015年>

<2013年>
■グループ5. 移動手段系ワード
飛行機領域で1位のサイト、バスレンタカー領域で1位のサイトは、2013年、2015年共に変化ありません。特に2015年のバス・レンタカーについては追いかけるサイトも僅か1サイトで、今回調査対象としたサイト以外に競合がいると考えられます。
<2015年>

<2013年>
2013年から2015年に伸びた旅行予約系サイトの特徴とは
2013年と2015年で比較した際に、上位表示率が伸びた旅行予約系サイトのコンテンツの特徴としては下記が挙げられます。
・パックツアーやホテル・旅館、移動手段の検索だけではなく、周辺の観光情報等の関連情報も充実させている
・ニーズ別に様々な切り口でパックツアーや宿を紹介することで、ユーザーの利便性を高めている
・ 自社独自の観光情報や、実際に旅行をしたユーザーのテキストや画像、現地ライターのブログ等、オリジナルコンテンツを活用している
(個別サイトに対する考察は削りました。)