セミナー内容
オウンドメディアにおけるコンテンツ企画セミナー 1.日時: 2016年2月24日(水)15:30〜17:30(開場 15:10) 2.場所: クロスコープ新宿 セミナールーム https://crosscoop.com/conference/access_shinjuku 東京都新宿区新宿4-3-17 FORECAST新宿SOUTH6階(新宿三丁目駅/新宿駅) 3.定員: 限定40名様 コンテンツマーケティング/オウンドメディアのコンテンツ企画に課題を持つ事業会社のウェブ/SEO/マーケティングの事業責任者、マネージャー、担当者様、ウェブ制作会社様が対象となります。 ※SEO会社、ネット広告代理店、ならびに個人の方の参加はご遠慮頂いておりますのでご了承ください。 ※お申込多数の場合、抽選をさせていただきます。 4.参加費: 無料 5.内容: 1,「弁護士ドットコムニュース流!オウンドメディアのコンテンツ企画とは」 【講師】弁護士ドットコムニュース 編集長 亀松 太郎 氏 2,「オウンドメディアのコンテンツ設計」 【講師】Ginzamarkets株式会社 日本カントリーマネージャー 黒瀬 淳一 交流会 参加者同士はもちろん、亀松氏とも直接お話できる交流会です。日頃のコンテンツマーケティング業務の課題や悩みについてもご相談/共有いただける良い機会となりますので、ぜひご参加下さい。(お飲み物・お菓子をご用意します。) 6.申込方法: 締め切りました。たくさんのお申し込みをいただきありがとうございました。 7.申込期限: 2016年2月22日(月) 8.お問合せ先: Ginzamarkets株式会社 担当:野口 Email:hello-jp@ginzametrics.com登壇者プロフィール


お申し込み方法
申込方法: 締め切りました。たくさんのお申し込みをいただきありがとうございました。 申込期限: 2016年2月22日(月) お問合せ先: Ginzamarkets株式会社 担当:野口 Email:hello-jp@ginzametrics.com2016/03/09更新:「オウンドメディアにおけるコンテンツ企画」セミナーレポート
第一部「弁護士ドットコムニュース流!オウンドメディアのコンテンツ企画とは」
「弁護士ドットコムニュース」とは
https://www.bengo4.com/topics/ さまざまなニュースに法律上の視点を加えた解説記事を作成、その上で専門用語などを砕いて一般の方々にも理解しやすくなるよう編集し発信しています。法律という専門的なテーマを扱っていますが、2015年1月に月間のサイト訪問者数が701万人に達した人気メディアです。 編集長の亀松氏は、これまで朝日新聞や法律事務所、JCASTニュースなど、記者・編集者と法律を経験。それらの経験を生かして、「弁護士ドットコムニュース」で活躍なさっています。 母体サイトの「弁護士ドットコム」では、弁護士とのマッチングサービスを行っています。1万人をこえる弁護士情報(4人に1人)を保有し、無料のオンライン法律相談(42万件)を行っています。「弁護士ドットコムニュース」は、サービスの認知に貢献しているメディアです。
コンテンツをヒットさせる「4つのカギ」
亀松氏がいつも考えていることを整理すると、今日一番伝えたかったことになりました。それがこの「4つのカギ」です。- 読者の5W1Hを考えてみる
- 自分たちの「強み」を生かす
- 記事制作の4つの視点「タワオヤ」
- ネット記事は「タイトル」が9割
1.読者の5W1Hを考えてみる
文章を書くときに押さえておきなさいと言われる6つの要素。新聞社でもよく言われていたことですが、“読者と自社メディアのことをより具体的に理解しましょう”ということ。孫子の「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と同じ理屈です。 When: 読者はいつ読んでいるのか。朝?夜?勤務中?プライベートな時間? ニュースは、出すタイミングによって読まれるかどうかが全く異なってくる。ニュースという限りは早いほうがいいけれども、同じタイミングで他社もたくさんニュースを出すので、かえって2日後に出した方が良い場合もあり、タイミングの見極めは大切です。 Where: Yahoo!ニュースが最大の流入元ではあるけれども、それ以外に、自分たちの知らない所でもどんどん自社のニュース記事は見られている。それがどこなのか知ること。 Who: どんな人たちが読んでいるのか。 What: 何を読んでいるのか。 Why: なぜ読むのか。なぜ興味を持つのか。 How: どう読んでいるのか。2.自分たちの「強み」を生かす
他と同じことをできるだけやらないようにしましょう、という話です。 ネットの世界は、誰でも参入できるとてもフラットな世界なので、ちょっとやそっとでは差がつかない。 Yahoo!ニュース自体は1日4000本くらい記事が出ますが、その中でヤフトピに載るには勝ち上がっていかないといけません。- 他のメディアに内強みが無いか徹底的に繰り返し考える
- ヒト・モノ・コト資産から探す ヒト:オリジナリティのある人材がある モノ:リソース、立地条件、お金 コト:何をやっているか。本業の中で出てくる発見など 弁護士.comの場合はヒト:マスメディア経験者がいる強み、弁護士のネットワークがある強み
- ・本当に「それ」が強みだったのか記事の公開後に検証する
3.記事制作の4つの視点「タワオヤ」
理想はこの4ポイント。全部満たすのは難しいが、- ただしく
- これは必要条件
- わかりやすく
- 弁護士の言葉は難解な専門用語が多い。正しいが噛み砕いた表現にしている。 (且つ)
- おもしろく
- 「おもしろさ」は一概にはいえないが、へえと思える、読んでよかったと思うなど
- やくにたつ
- その人に実際に役に立つ
4.ネット記事は「タイトル」が9割
SEOと違う、人間が気になってしまうタイトルの付け方をとても重視しています。 「どういう理由でこういうタイトルを付けたか」言えることが大切です。 例)
- 「良いタイトル」は媒体ごとに違う
- 見た人の脳に「映像」が浮かぶように。動きを持って映像が浮かぶのが理想です。
- 情報を盛り込みすぎない:シンプルが大事です。あんまり複雑な映像でも良くない。イラストのような映像が思い浮かぶように意識してください。
- ユーザーの「感情」を少し動かす:大きく動かそうとするとすべりがちです。
- 基本は「ビッグワード」の掛け合わせ:一般の人がぱっとイメージできることば。意外な組み合わせの時に興味が生まれます。 例)SMAPだけだったら誰でも知っている。「SMAP テレビ出演」だとふつう。「SMAP 解散」 でインパクトが出る
- 可能であれば、タイトルは、記事を書いた人「以外」の人がつけましょう。
第二部 「オウンドメディアのコンテンツ設計」
オウンドメディアの運用はコンテンツマーケティングの取り組みの中で行われることが多いですが、コンテンツマーケティングの目的は大きく下記の2つに分けられます。日本は1が多くUSでは2も多い傾向にあります。 1.トラフィック獲得 2.ブランディング 現状、SEO担当がオウンドメディアの担当も兼ねている場合が多いですが、SEO担当は調査分析は得意でも、コンテンツ企画の経験が少ない事が多いようです。そんな中でも、オウンドメディア運用をうまくこなしているSEO担当は、企画の前の全体設計をしっかりしているようです。コンテンツ設計の方法
コンテンツの設計は大きく下記の2つのフェーズで行います。 1.顧客調査 2.コンテンツ整理 顧客調査は自社内に蓄積した顧客情報がベースになり、補足的に下記のようなWebを使った調査も活用できます。- キーワード調査
- Webコンテンツ調査
- ソーシャルシェア調査
- 被リンク調査
コンテンツ運用時の注意点
オウンドメディアで認知を獲得する場合、SEOとソーシャルメディアによる拡散を活用することが多いと思います。SEOの注意点
大前提としてオウンドメディアであっても、本体サイトの場合とSEOの基本は同じです。オウンドメディアの運用においてSEO視点でミスが起きがちな点は下記の5点です。- オウンドメディアで狙うべきキーワードがある。
- テーマによっては専門家の力を借りる必要があるコンテンツがある。
- オウンドメディアにもサイト構造がある。
- CMS設定やタグ運用が原因で価値の低いページが生まれないようにする。
- ランキングや関連記事などの内部リンクに関する仕様は初期構築時に検討する。
ソーシャルの注意点
ソーシャルでシェアが多いのは、シェアすることでユーザーの自己主張につながるなどのメリットを提供できるコンテンツです。それを前提の上で、下記を踏まえてコンテンツを企画することで確率を高める事ができます。- プラットフォームの特性を踏まえる。
- バイラルしやすいコンテンツの形式がある。