第4回インハウスSEO勉強会(ロングテールSEOキーワード対応)レポート

第4回インハウスSEO勉強会(ロングテールSEOキーワード対応)レポート

2013年11月12日(火)にGinzametrics第4回インハウスSEO勉強会を開催いたしました。今回は「ロングテールSEOキーワード対応」をテーマにインハウスSEO担当のみなさまにご参加いただきました。 「ロングテールキーワード対応」について、各社が抱えている課題に対しディスカッションを行いました。 Ginzametrics第四回インハウスSEO勉強会 Ginzametrics第四回インハウスSEO勉強会

キーワード数をいくつウォッチしてる?

何のビジネスをしているかによって扱うコンテンツ数は異なるが、今回参加頂いた方はビックワード中心の20キーワードから、100キーワード、500キーワード、10,000キーワード、17,000キーワードと分かれる。  

順位をみる頻度は?

順位取得方法として、ブラウザで目視する/ツールで計測する/外注先からレポートをもらう、の3つに分かれたが、社内でみるには日次〜週次が多く、外注先からのレポートは月次のリズム。  

ロングテールキーワードをみる上でグルーピングをしている?

数百以上のキーワードをウォッチしている方は、基本的にグルーピングをしてグループ毎に傾向を掴んでいる。インサイトが読み取れるグルーピングとするには試行錯誤が必要で、設定後チューニングをしているケースもある。  

グルーピングの仕方が難しい

社内で想定しているセグメント指標と実際のユーザーの検索動向に関連性が低い場合もある。ポテンシャル別(流入数が多い/コンバージョンが多い/検索ボリュームが多い等)にグルーピングし、その中でインサイトを読み取っていく方法もある。 Ginzametricsキーワードグルーピング機能 Ginzametricsキーワードグルーピング画面イメージ

ロングテールキーワードの中から効果性の高いものをみつけてリッチコンテンツ化する

キーワード数が数千、数万となった場合、全てのキーワードへ対応していくことは実質的に難しい。まず目的がコンバージョンなのか、流入数を増やすことなのか明確にする。その上で、目的に合致するようなパフォーマンスをもたらすキーワード/キーワードグループを発見し、優先的にリッチコンテンツ化していくことを繰り返す。  

ロングテールキーワードの動きからユーザーインサイトを読み取る

ロングテールキーワード毎の流入数/コンバージョンをウォッチしていると、社内で設定している既存のカテゴリー軸ではない切り口からユーザーが流入していることが読み取れてきた。そこから新たなカテゴリー軸の設定を検討している。  

外注からインハウス化を検討中

インハウス化への移行を検討している背景としては、外注のコストが高いこと、PDCAのスピードが早くなる事、キーワード選定の自由さ。課題としては、SEO担当者/エンジニア/デザイナーのリソースの確保、計測ツールの導入。インハウスSEOを組織的な動きにしていくまでのハードルを感じている。  

SEOチームはどんな役割で構成されている?

役割としては基本的にマーケター、エンジニア、デザイナーで構成されていることが多い。マーケターが主導する場合が多い印象だが、エンジニアが主導している場合もある。