
- Googleが、地域の店舗情報(ローカルビジネス情報)マークアップ方法を公開
- Google、2016年2月にAMP対応ページを検索結果に表示すると発表。順位に影響する可能性もあり
- Twitter、タイムラインの画像をより大きく表示されるよう変更
- Google、今年中と言われていたペンギンアップデートは来年へ
1.Googleが、地域の店舗情報(ローカルビジネス情報)マークアップ方法を公開

概要
Googleは、地域の店舗情報(ローカルビジネス情報)を正確にGoogle検索エンジンに伝えるためのマークアップ方法をくわしく公開しました。たとえば、店舗の正確な名称や住所、電話番号、営業時間などです。Schema.org仕様です。これらを実装することで、検索結果から直接予約やデリバリーの注文ができるようになるそうです。 詳細は、発信元ページにて詳しく説明していますのでご覧ください。今までもGoogle Mapに店舗の住所や電話番号、サイトURLを登録することはできましたが、より正確で詳細な店舗情報を表示することが可能です。これもGoogleが2015年に掲げたモバイルフレンドリーの一環でしょう。地域に特化しその場で必要な情報をより正確にしていくことで、モバイルの検索結果をよりユーザーにとって便利にできます。飲食系の予約サービスに本格的に参入してきたという印象です。近々クーポンも付くのでしょうか。
なお、検索エンジンは、検索クエリを”キーワード”としてではなく、”意味のある文章(単語)”として捉え、検索ユーザの意図をより汲み取った結果を返すように進化しており、Schema.orgは、検索エンジンが意味を汲み取るためのマークアップ形式です。コンテンツの内容や意図をより正確に把握することで、検索ユーザーが求めている理想に近い情報を提供できるようになるため、Google、Microsoft、Yahoo!各社が、Schema.orgの発展に協力しています。2.Google、2016年2月にAMP対応ページを検索結果に表示すると発表。順位に影響する可能性もあり

概要
Googleは、AMP(アンプ:Accelerated Mobile Pages)対応ページを、2016年2月に検索結果に表示すると発表しました。 AMPとは、モバイル用のサイト・ページを高速に表示するための新しい仕様策定プロジェクトを指します。単純にいうと、表示がおそろしく速いウェブページを実現するためのプロジェクトです。 ※AMP対応ページの表示がどれほど速いのかは、鈴木謙一さんのブログにデモがありますので、スマートフォンもしくはPCブラウザの開発者ツールでモバイルモードでご覧ください。 既にNew York TimesやBBC、ウォールストリートジャーナル、日本からは産経デジタルや毎日新聞デジタルがAMP対応しています。また、Google以外にTwitterやPinterest、LinkedInやAdobe Analyticsといったテック系企業もAMP対応ページを持っているそうです。今回の発表で気になるのは、AMP対応は必須なのかどうか、検索結果に影響があるかどうかです。 AMPプロジェクト発足当初は、AMP対応ページであることは、Googleがランキング要素としいる表示スピートが速いページであるため、今後の検索順位に影響があるかもしれないこと。また、検索結果ページにすでに表示されている「モバイル対応」ラベルと同じく、AMP対応ページに「Fast」ラベルを付ける可能性があることを、 GoogleがSearch Engine Landへ非公式に話したそうです。
世界中の開発者がこのプロジェクトに関わっており、GitHubを介して日々進化しているオープンソースプロジェクトです。そのため、安定するまでにはしばらく時間がかかり、すぐ実装するのは勇気がいることと思います。 AMPプロジェクトは今後ますます活発化していくと思いますので、もう少し様子を見てみてもよいかもしれません。3.Twitter、タイムラインの画像をより大きく表示されるよう変更

概要
Twitterは、画像付きで投稿したツイートをタイムラインで表示する際、今までワイドにトリミングしていたものを、より縦幅も取った形に表示変更したと発表しました。また同時に、複数の画像を投稿した際、今まではカルーセルで表示していましたが、その動作をすることなく、再レイアウトされた画像を一度に閲覧できるようにもなりました。ツイートする際に自動で画像サイズをTwitterに最適化しているサービスはご注意ください。 さて、画像のサイズ変更自体は小さな変更ですが、今年の前半に動画の自動再生機能も搭載しており、また先日の「お気に入り」を「いいね[ハート]」に変更するなど、InstagramやPinterestなどと同様に、視覚コミュニケーション型・非言語型のコミュニケーション領域の獲得も目指しているのでしょうか。たしかにTwitterはテキスト主流のため、言語の壁で拡散が分断されやすいです。ただ、すでにある他のソーシャルメディア、特に視覚コミュニケーション型のソーシャルメディアとは異なる独自の立ち位置を、今後Twitterが取っていけるかどうかは気になるところです。
4.Google、今年中と言われていたペンギンアップデートは来年へ
