
- Google、2016年のSEO関係の動きについて言及
- Google、あいまい検索回避のためのサジェスト機能をレベルアップ
- Twitter、日本国内の2015年振り返りツイートを発表 (トップ10、月ごと、ハッシュタグ&おまけ)
- Facebook、2015年の投稿まとめを発表
- Pinterest、2015年に最も検索されたキーワードを発表
1.Google、2016年のSEO関係の動きについて言及

概要
Google Hangoutの英語版が開催され、GoogleのJohn Mueller氏が答えました。 元々の質問「2016年にむけて新たなSEOのティップスはありますか?」自体への回答は「そういう魔法はないなあ」と言いつつ、おそらく2016年のGoogleからは、AMPとモバイルフレンドリーについて、たくさん発信するでしょうと話しました。AMPについては先週のウィークリートレンドでかんたんにご紹介しました[リンク]が、2月後半には検索結果に反映されることから、順位へ影響する可能性が高まってきました。 2015年は本格的にモバイルフレンドリーとなった年でしたが、2016年もモバイルを中心とした高品質なコンテンツ、ユーザーエクスペリエンスの考慮は言うまでもなくポイントです。 「Do you have any new SEO tips for 2016?」という質問に回答しています。2.Google、あいまい検索回避のためのサジェスト機能をレベルアップ

概要
検索キーワードには、同じ単語で違う意味をもつものがあります。 そういう単語は、現在は検索結果にてできるだけ異なる意味の結果が出るようになっていますが、キーワードサジェストでまかなえるようになってきたようです。 SEO Postによると、たとえばタイタニックと検索した場合に、サジェストに、実際の船のことか、映画のことか、1つめのものか2つめのものか等細かく分かれて表示されています。 調べてみたところ、現在は英語でのみ表示できるようです。 これで、同じ検索キーワードでも異なる意味のキーワードに埋もれずに済みますね。と同時に、コンテンツ内で使っているキーワードが、複数の意味の中でどの意味について述べられたコンテンツであるかを分かりやすくすることは、サジェストの分類から漏れないためにも、これまで通り重要です。3.Twitter、日本国内の2015年振り返りツイートを発表 (トップ10、月ごと、ハッシュタグ&おまけ)

概要
Twitterは、その即時性や簡単さ、オープンなアカウント投稿が基本であることから、プロモーションとして「バズらせる」ことに有効なプラットフォームです。 トップ10を見てみると、大規模災害かイベント情報が多いですね。 月で分けるとまったく毛並みの違うツイートが並ぶのが印象的ですね。Twitterは東日本大震災で電話が使えなかった時の連絡手段として使われ、国内で注目されるようになりました。電車遅延や災害情報をTwitterで検索する人も多いと思います。また「ソーシャルTV」という単語が生まれたようにテレビを観ながら盛り上がるツールにもなっています。改めて、Twitterをコンテンツマーケティングの中で活用する場合、時流を捉えた施策が必要だと感じさせられる結果でした。 Twitterは2015年1月に動画も直接投稿できるようになり、動画投稿は増えたそうです。 詳しい「バズる」コンテンツの考察は、ソーシャルでシェア/バイラルされるコンテンツ(上)にまとめましたので、こちらも合わせてご覧ください。4.Facebook、2015年の投稿まとめを発表

概要
Facebookが2015年投稿ランキングを発表しました。 グローバルでの1位は米国大統領選挙、2位はパリ同時多発テロ、3位シリアの内戦と難民危機でした。 国内では、1位ネパール地震、2位がメイウェザー・パッキャオ戦、3位がエアバッグリコール問題だったとのこと。日本ではビジネス利用と相性のよいソーシャルメディアFacebookの今年の投稿まとめです。 TwitterよりもFacebookのトップ10は社会問題が多かったようです。実名のため、Twitterより真面目な内容が投稿/シェアされやすいことを反映していると思います。
5.Pinterest、2015年に最も検索されたキーワードを発表

概要
Pinterestから、2015年にPinterestで最も検索されたキーワードや、人気のピンの発表がありました。 「ボタニカル」「マルサラ」「グランピング」や、料理名、ラッピングやデコレーション、カフェなど、ハンドクラフトや装飾、ファッションや暮らし関係のキーワードが多くなっています。PinterestやInstagramといえば、インテリアやDIY、盛り付けのお手本になりそうなお料理、デザイン関係などおしゃれなトピックが多いイメージがあります。 そのためか、Pinterestの検索キーワードランキングや、よくピン(ブックマーク)されたものも、日常的というよりはむしろ次の流行やファッション感度の高いテーマが多いように感じます。 画像のような視覚コミュニケーション型・非言語型のコミュニケーションを扱うプラットフォームでは、イメージ作りがとても重要になってきます。
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