
- Google、音声検索が前年の2倍になったと説明。音声検索結果ではアンサーボックスが返りやすい
- Facebook、動画に関するユーザー行動データと制作ポイントを公開(動画広告の新機能の関連情報として)
1.Google、音声検索が前年の2倍になったと説明。音声検索結果ではアンサーボックスが返りやすい
公開日 FEBRUARY 15, 2016 発信元 BHN:Google: Voice Searches Doubled Over the Last Year概要
Googleは、現地時間2/11にVirtual Keynoteにて、音声検索の割合が前年の2倍になったと話しました。動画の38:43で、Gary Illyesが質問に回答しています。 詳細は3/1からサンノゼで開かれるSMX Westで話すということで、キーノートでは多くを語っていません。 少し古いデータですが、2014年10月にGoogleが発表した音声ナビ利用に関するアンケート調査結果があります。 若者(13〜17歳)の55%、大人(18歳以上)の41%が毎日1回以上は音声検索を利用しているそうです。他にも、音声検索に関わる部分では以下があります。 若者: ・38% が経路検索に使う ・31% が宿題をするために使う ・20% が映画の上映時間を調べる 大人: 40% が経路検索に使う 9% が映画の上映時間を調べる ※ その時点の発表でも、「音声検索の利用者は前年の2倍」と発表していますので、毎年倍々に増えているのかもしれません。もしくは、先日のキーノート動画でのGaryさんは思い出すのに苦労しているようなので、もしかしたらこの調査結果を再度言っているだけかもしれません。 キーノートにも登場しているStone Temple ConsultingのEric Engeさんは、メディアのインタビューにて“Googleは、音声検索に対しては、リンクではなく直接回答で結果を返すことが多い。現時点で音声検索はほとんどモバイルで行われており、小さな画面でも素早く結果が出せるようにするためです。”と言っています。Ericさんによると、今やGoogle検索結果の19.5%がアンサーボックスやナレッジグラフなどの直接回答になっているとのこと。 検索流入を増やしたい人たちにとって、自社サイトへのリンク付きでアンサーボックスに取り上げてもらうことは大変嬉しいことですよね。 そんなアンサーボックスに出す情報として自社のコンテンツを選択してもらうためにはどうすればよいか。EricさんがSMX East 2015で発表した内容によると、アンサーボックスに入るためには- シンプルな設問設定をする
- ストレートな回答を掲載する
- 価値の高い付加情報をつける
- 検索ユーザー(検索エンジン)が見つけやすい形で掲載する
Google’s Rich Answers in Search – How to Make Them Work For You By Eric Enge from Search Marketing Expo – SMX
2.Facebook、動画に関するユーザー行動データと制作ポイントを公開(動画広告の新機能の関連情報として)
公開日 02/12/2016 発信元 Facebook Newsroom:Facebook動画広告にキャプション自動生成ツールを追加
概要
Facebookは、ビジネスユーザー向けリリースとして「Facebook動画広告が新機能でより効果的に」を発表しました。リリース内では、Facebook動画広告に関するユーザ調査結果を公表しています。また広告出稿者向けに動画作成のコツを掲載しています。 調査によると、以下のような結果が出ています。大量の人々が、すごい勢いでモバイル上のFacebookニュースフィードをさばいていることが分かります。- Facebook上での動画視聴時間は、1日あたり1億時間を超える
- モバイルニュースフィードの動画広告内容を認識するために必要な接触時間は0.25秒
- 動画の冒頭3秒を見た人のうち、65%が10秒以上、45%が30秒間以上見続ける
- 動画広告の再生時間はキャプション(字幕)を付けることによって平均で12%長くなる
- なるべく早く関心を引く
- 音なしでの視聴を想定する(Facebookの動画はデフォルト音なしで再生します)
- 検証する