Twitter、140文字制限緩和を発表/米Google、SERPsにレシピ画像を表示か、他1選:Ginza SEOウィークリートレンド 2016/06/03

Twitter、140文字制限緩和を発表/米Google、SERPsにレシピ画像を表示か、他1選:Ginza SEOウィークリートレンド 2016/06/03

大規模サイト向けコンテンツマーケティング&SEOツールを提供するGinzaMetricsが、日本と海外、とくにUSを中心として、コンテンツマーケティングやSEO情報、関係するプラットフォームのアップデート情報を毎週ご紹介するコーナー「Ginzaウィークリートレンド」。今週は、Twitterから1選、Googleから2選です。
  1. Twitter、140文字制限緩和を発表
  2. 米Google、SERPsにレシピ画像を表示か
  3. 米Google、ナレッジパネルにホテル予約サイトのレビュー掲載か

1.Twitter、140文字制限緩和を発表

公開日 May 24, 2016 発信元 The Official Twitter Blog local_search_update

概要

Twitterは、公式ブログで140文字制限の緩和を発表しました。 1月8日のGinzaウィークリートレンド「Twitter、投稿文字数140文字を1万文字に大幅拡大か(公式情報なし)」でもご紹介していたように、Twitterの文字数制限変更について言及されていましたが、今回、仕様変更が公式に発表されました。 文字数緩和により、返信ツイートの@ユーザー名や、写真や動画、GIFや投票などの添付物は、140文字に含まれないようになります。一方、本文中のURLは従来どおり文字数としてカウントされます。 また、自分のツイートへのリツイートボタン表示、「.@ユーザー名」ツイート時の「.」が不要になる仕様変更等についても公式ブログで紹介しています。 参照:Twitter公式ブログ「今後の予定:140文字をより活用できるように」 https://blog.twitter.com/ja/2016/0524b140 local_search_update Twitter公式ブログによる仕様変更発表内容 変更反映は今後、数ヶ月の間に順次行われるということです。 メンション、添付物の文字数がカウントされなくなるため、シビアに140文字にまとめるソーシャル運用の方は、多少の運用変更が伴います。また、リプライとメンションの違いがわかりにくいと思っている方もいらっしゃると思うので、この機会に確認してもいいかもしれません。 また、Twitter APIを利用している方にとっては、変更が必要とされる場合も考えられます。今回の仕様変更で影響を受けるAPIの種類と内容について、開発者向けブログで説明していますので、確認しておくといいかと思います。 https://blog.twitter.com/2016/doing-more-with-140-characters

2.米Google、SERPsにレシピ画像を表示か

公開日 May 27, 2016 7:28 am 発信元 Search Engine ROUNDTABLE:Now Live: Image Thumbnail In Google Food Search Results local_search_update

概要

米Googleは、SERPsにレシピ画像のサムネイルを表示するテストをしている模様です。(公式情報なし) local_search_update SERPsにレシピ画像のサムネイルを表示 参照:Search Engine Land:Google now displays image thumbnails next to search snippets for food-related queries https://searchengineland.com/google-now-displays-image-thumbnails-next-search-snippets-food-related-queries-250641 Search Engine Landによると、レシピサイト以外の画像も表示しており、また、構造化マークアップなしでも表示されているとのことです。先週のGinzaウィークリーでも紹介した「リッチカード」とは別の仕様のようです。 オーガニックの検索結果に画像が表示されるようになると、画像の印象によるCTRへの影響が考えられます。また、画像表示スペースを設けるために、ディスクリプションの文字数にも変更が生じるかもしれません。レシピ以外のジャンルにも拡大するのか、どの画像をSERPsに読み込んでいるのか、今後に備えてアメリカの動向をリサーチしておいてもいいかもしれません。

3. 米Google、ナレッジパネルにホテル予約サイトのレビュー掲載か

公開日 MAY 26, 2016 AT 4:44 AM 発信元 The SEM Post:Google Showing Third Party Reviews in Local Map Results local_search_update

概要

米Googleでローカル検索のナレッジパネルに、ホテル予約サイトのレビューを掲載している模様です。(公式情報なし) レビュー表示が確認されているホテル予約サイトはBooking.com、Priceline、Agodaで、Booking.comが一番最初に表示されているようです。 ホテルを予約する際にレビューを確認する人は多いでしょうし、ナレッジパネル内で複数サイトのレビューを見られることは、ユーザーにとって利便性の高いことだと思われます。 local_search_update ナレッジパネルにホテル予約サイトのレビューを掲載 参照:serptests.com:Google Is Displaying Third Party Hotel Reviews https://serptests.com/google-displaying-third-party-hotel-reviews/ ナレッジパネルの表示データは、ナレッジグラフの情報をベースにしていると言われています。ナレッジパネルに掲載されるかはGoogleのアルゴリズム次第ですが、表示してほしい場合には、Googleマイビジネスへ情報を登録し、構造化データをマークアップしておくことが前提となります。 Googleマイビジネス: https://www.google.com/intl/ja_JP/business/ Googleによるナレッジパネルの紹介サイト(英語): https://www.google.com/intl/bn/insidesearch/features/search/knowledge.html 5月13日のGinzaウィークリートレンド「Google、ナレッジパネルに近隣情報表示か」でもナレッジパネルのテストについてご紹介しましたが、今回の他社サイトのレビューを引用するように、様々なデータソースからも表示を試みているようです。 ホテル予約サイトを運営されている方は、ナレッジパネルへ表示されるサイトが増えていくのか、表示された場合に自社サイトへの流入に影響が生じるのか、注視しておいてもいいかもしれません。

Coming Soonカレンダー

既にGinzaウィークリーでも取り上げた内容もありますが、日が迫ってきているものを取り出しました。直近のスケジュール立てにお役立てください。 年初? ペンギンアップデート(第7回の記事) 1/8,9 Google コアアルゴリズムアップデート(第11回の記事) 1/16,17 Google コアアルゴリズムアップデート(その2) 2/9,10 米国その他でGoogle モバイルサイトの順位変動?(第15回の記事) 2/25 AMP対応のニュースページがGoogleのモバイル検索結果に表示開始(第7回第17回の記事) 2/16- Google 検索結果に星レビューが非表示になるバグ(第18回の記事) 5/12 Google、モバイルフレンドリーの検索結果への反映を強化(第20回の記事

Pick UP:今週のテーマと合わせて読みたいGinzaブログ

Ginzaウィークリートレンド バックナンバー

Ginzaウィークリートレンドの過去記事一覧はこちら   Ginzaウィークリートレンドは、毎週金曜日の正午更新。 公開したらFacebookおよびTwitterで発表しています、気になる方はぜひフォローください。