WTSFest London 2026 参加レポート:AI時代のSEOの議論と海外イベントの雰囲気

DemandSphereの井上が、2026年2月5日にイギリス・ロンドンのバービカンセンターで開催されたWTSFest London 2026に参加してきました。本記事では、現地セッションのトレンドや会場の雰囲気、AI時代のSEOについて得られた気づきをレポートします。

WTSFestとは

WTSFestはSEOやマーケティングに携わる女性向けコミュニティ”Women in Tech SEO”主催のカンファレンスです。ロンドンだけでなく、ベルリン、フィラデルフィア、ポートランド、メルボルンなどでも定期的に開催されており、当日もヨーロッパ各国から多くのSEO・マーケティング関係者が集まっていました。

大勢の参加者がこのネオンサインの周りで記念写真を撮ってました

AI時代でもSEOは必要:海外でも共通していた議論

セッション会場の様子

セッションは、Analyse、Advance、Innovate、Empowerの4部門に分かれていましたが、いずれのセッションでもAIがテーマとして扱われていました。中でもAI検索のトピックは特に注目されていたように思います。

「AI登場によってSEOは死んだのか?そうではない。AIが成長するにはSEOは必要不可欠。したがってSEOは死んでないし、むしろ今後も必要性は高まる」といった見解を示す登壇者がほとんどでした。AIに対する悩みや見解は世界共通なのだと知ることができ、日本のSEO担当者にとっても、海外の事例や議論を継続的にウォッチする重要性を改めて実感しました。

会場の雰囲気:カジュアルで交流しやすい空間

会場のバービカンセンターは、1950〜60年代に世界的に流行した建築スタイル「ブルータリズム」が特徴的な施設です。図書館、劇場、映画館、レストランなどが集まり、なんと公営住宅まであります!

スタイリッシュな会場の影響もあってか、全体の雰囲気は堅苦しいカンファレンスというより、カジュアルイベントのように明るくリラックスしたものでした。

DemandSphereのブース:休憩時間は来場者との情報交換が絶えませんでした

会場にはフリードリンクや軽食が常備されていました。セッション間の休憩時には、ドリンクや軽食を楽しみながら他参加者との交流はもちろん、スポンサーブースでの情報交換を楽しむなど、参加者それぞれが有意義な時間を過ごしている様子が印象的でした。

会場のフリードリンク:イギリスなので紅茶の種類が豊富でした

余談:ノベルティが生んだコミュニケーション

DemandSphereのブースで配布したノベルティ

カンファレンスでは様々なノベルティをもらえるのも楽しみの一つ。「せっかく日本から参加するなら、とことん日本らしいものを持っていこう!」と思い、キットカット抹茶味、金平糖、粉末のお茶を自分で詰め合わせて持っていきました。

日本から持っていったノベルティ

トートバッグやネックストラップと一緒にこの詰め合わせを渡すと、「日本のどこからきたの?」や「今度日本に行くんだけど、おすすめはある?」など、自然と日本についての話が膨らみました。その話がビジネスに直結するかと言われると難しいですが、自然とLinkedInなどSNSアカウントの交換につながり、結果的にはよかったと思います。

中にはこのノベルティ目的で私たちのブースにきた結果、DemandMetricsなど私たちのツールに興味を持ってくれた人もいました。ノベルティも少し工夫するとブース訪問に繋がるということを学べました。

おわりに

今回のWomen in Tech SEOへの参加を通じて、AIとSEOの関係性、そして国境を越えた情報交換の重要性を改めて実感しました。

セッションや参加者との情報交換を経て気づいたのは「AI=SEOの敵ではなく、共存すべきパートナーと認識すべき」ということ。イギリスなどヨーロッパでは、オンラインショッピングもAI検索を使うことが多いと聞き、日本でも、AI検索がさらに浸透する日は近いと感じました。

今後も海外コミュニティとの接点を増やし、得られた知見を日本のSEO業界にも還元していきたいと考えています。

今回参加したメンバー:左からCEOレイ、カスタマーサクセス井上、アメリカチームのデニー