ニューヨークで開催中の SEO WEEK にあわせ、本日も新機能を発表します。
本日公開する「ドメインリサーチ」は、ドメインを入力するだけで、サイトの基本情報、市場での評判、競合の勢力図、狙うべき検索ワードまで、ひと通りの情報を取得することができます。従来のリサーチ機能とは基盤が異なり、より多くのデータを、きれいなビジュアルで表現できるようになりました。

サイトのプロフィールと、市場での立ち位置
ドメインを入力すると、まず以下が一画面にまとまります。
- サイトのメタデータとスクリーンショット、AI が要約したブランドサマリー
- 各 SNS プラットフォームで見つかった公式アカウント
- 上場・非上場の区分と、公表または推定ベースの売上高
- サイト種別の分類(EC、SaaS など)と、市場ポジショニングのタグ
- 推定 TAM(対象市場全体の規模)と、その中での現在シェア
- サイトから抽出された主要な製品・サービス
「とりあえず競合の輪郭を押さえたい」というときに、ブラウザのタブを何枚も開く前に、まずこの機能をご活用ください。
ブランドはどう語られているか
本機能では、テキスト分析機能が強化されています。例えば、市場がブランドをどう語っているかを、ポジティブ・ニュートラル・ネガティブの 3 軸に分類します。さらに、ブランドのポジショニングとオーディエンス像から推定された、最大 3 つのペルソナも提示されます。

数字で見た市場シェアだけではわからない「ブランドへの空気感」が掴めるため、コンテンツ企画やメッセージ調整の出発点として使えます。
マップで見る、競合の勢力図
また対象ドメインと競合各社を「モメンタム(勢い)× プレゼンス(存在感)」の 2 軸に配置した、マップが表示されます。「地盤は固いが伸びが鈍化しているサイト」と「まだ規模は小さいが急速に伸びているサイト」が、見分けられます。

マップ上には、最大 20 社の主要競合が並びます。各社には URL、本社所在地、上場/非上場、推定売上高が付随するため、クライアント提案や社内プレゼンの素材として、そのまま使えるレベルでまとまります。
Google と AI 検索で、狙うべきもの
検索エンジン側と、生成 AI 検索側。それぞれで「どの言葉を取りに行くか」の候補リストを、両面から提示します。

- 戦略キーワード 50 件:
Google などの検索結果で、自社が上位を狙うべきクエリ - 戦略プロンプト 50 件:
ChatGPT、Perplexity、Gemini といった AI 検索にユーザーが投げかける質問文(プロンプト)のうち、自社が引用・参照されるべきもの - 3 軸への分類:
上記を、ブランド検索(自社名を含む)・ノンブランド検索・コア戦略の 3 つに整理
日本でも、LLMO や GEO の文脈で「自社が AI 検索に引用されるための言葉をどう設計するか」という議論が広がっています。「どの質問文で引用される設計をすべきか」を考えるときの最初の候補リストとして、戦略プロンプト 50 件はそのまま使えるはずです。
現場での使いどころ
想定している使い方は、次の 3 つです。
新規クライアント・新規サイトの立ち上げ時:
新しいサイトや競合はまずドメインリサーチで調べましょう。本当の競合は誰か、どのキーワードが効果的か、市場の全体像はどうなっているか。最初の 60 秒で、その輪郭を押さえられます。
競合レポートの作成:
売上推定、市場ポジション、検索シェアといったデータが、きれいに出力されます。スライドのための数字を一から集める作業がなくなります。最初のたたき台に、お使いください。
新しい領域のリサーチ:
新規メディアの立ち上げ、新カテゴリへの展開、提携先候補の評価といった場面で、対象領域のマップがすぐに手に入ります。何時間もかけて手作業でリサーチするよりも、情報が整理されていたほうが無駄なく仕事が進められるでしょう。
API と Agents で、ワークフローに組み込む
ドメインリサーチには REST API が用意されています。社内の既存ツールやワークフローに、そのまま組み込んでお使いいただけます。
さらに、ビジュアルワークフロー自動化の DemandSphere Agents 上では、ノードのひとつとして提供されます。「指定したドメインを自動でリサーチし、結果を Slack やメールに配信する」「新規競合候補を起点に競合レポートを生成し、CMS に流し込む」といったフローを、コードを書かずに組めます。
ツール単体で完結する使い方も、ワークフローの一工程として組み込む使い方も、どちらにも対応しています。まずは気になるドメインを 1 つ、試しに入力してみてください。今後も機能追加を続けていきます。

