Google が返す偽の検索結果について

最近の Google をめぐる動きに続いて、また厄介な事態が起きています。Google が、ボットによるアクセスと判断した際に、偽の検索結果(spurious result)を返し始めているようです。一見すると普通の検索結果に見えるのですが、実際にユーザーが閲覧するランキングとは異なる内容が表示される問題です。この1週間ほど、多くの方が話題にしていて、弊社でも同じ現象を確認しています。

意訳:「Ahrefs、SEMrush、そしてあらゆる順位計測ツールが、実際の SERP とは大きくずれているようです。SerpApi の裁判に敗れたあと、Google がまた別のスクレイピング対策を始めたのかもしれません。1ページ目の全体が UGC のコンテンツなどで埋まっているように見えます……」 @Charles_SEO、2026年9月28日

@haseshout 氏をはじめ、日本の有識者も指摘しています。

いくつかのツールベンダーも、公式に同様の問題を発表しています。原因や詳細は確認されていません。Google がこの挙動を公式に認めたという発表も、現時点では確認できていません。

ツールが正確に動かなくなったと不安が広がる中、Glen Gabe 氏は厳しい指摘をしました。スパムアップデートで急落したサイトについて、Ahrefs はすぐにその状態を捉えたが、Semrush は遅かった、Sistrix はまだ検知していないとのこと。”Welcome to SEO visibility tracking in (late) 2026(ようこそ2026年後半からの計測の世界へ)” とジョークを飛ばしました。

DemandSphere 製品への影響

弊社でも、この現象を確認しています。おかしな SERP は以前から見られた問題です。検索エンジン側のミスだったこともありますが、近年は明らかにクローラーを欺くようなものが見られました。外国語の回答を返したり、検索フレーズの一部のみへの回答を返すケースなどが見られました。今回は、さらに複雑な偽回答を返しています。異常値検知の仕組みや検索エンジンの挙動へのノウハウがあれば、一定程度は防ぐことができます。

現時点の計測では、当社が取得した SERP の約11%に影響が出ています。ただし、機械的に検知しにくい問題ということもあり、この数字より悪い可能性もあります。引き続きデータ取得チームが対応にあたり、データ品質の改善を目指します。

また、以前の記事で書いた Google による激しいブロックが現在も続いています。こうした複数の問題が重なっていることから、以前よりも時間がかかったり、集計にエラーが発生したりしています。ユーザーのみなさまにはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。

ブログ等で可能な限り情報発信をし、ユーザー様自身でもデータ取得ステータスが確認できる環境を準備しております。

不安なことや気になることがあれば、お気軽にご連絡ください。