DemandMetrics の使い方

はじめてDemandMetrics を使用されるユーザー様向けに、使い方を解説いたします。

1. 画面の構成要素を理解する

DemandMetrics はまず画面の見方から慣れていくことが重要です。画面は大きく4つの要素で構成されています。

サイドメニュー

各機能にアクセスするためのナビゲーションです。

フィルタ

チャートやテーブルの表示内容を抽出する機能です。

チャート

チャート(グラフ)を表示します。

テーブル

表形式で表示します。この箇所から個別のキーワードの詳細画面に遷移することができます。

2. 連携する

DemandMetrics の機能を最大限に活用するために、Google Analytics や Search Console を接続しましょう。特に Search Console は全件データが取得できるうえ、契約中は永久にデータが保存されます。

左下、サイドメニュー内の「連携」からこちらの画面に進めます。連携はクリックだけで完了します。

3. キーワードを登録する

DemandMetrics は登録キーワードを毎日トラッキングするシステムです。自社が狙うべきキーワードを登録しましょう。まずは多めに登録して、あとから削除する進め方がオススメです。キーワードのグルーピング(タグ設定のようなもの)は複数設定可能で、あとから変更可能です。ですので、悩んだらとりあえずDemandMetrics に入れておく、という使い方を推奨しています。

サイドナビゲーションの「設定」からキーワードの登録ができます。Search Console からインポートすることもできますし、直接入力することも可能です。また、キーワードをマスタ管理されている方はExcelファイルでアップロードするのも便利です。

4. グルーピングする

キーワードを登録したら、複数のキーワードをまとめてグルーピングしましょう。グルーピングすることで、複数のキーワード単位でチャートを表示したりフィルターで抽出することができます。

一つのキーワードに対して複数のグルーピングが可能ですので、サイト構造に合わせてグループを設定したり、担当者ごとにグループを設定するなどの運用が可能です。

キーワードグループは手動で細かく設定することもできますし、マッチングルールを用いて自動的に設定することもできます。キーワードマッチングルールは複数設定でき、カンマ(,)で区切って表現できます。上記の画面では、「ブラック, フライデー」とマッチングルールを設定することで「ブラック」または「フライデー」を含むものを「今期の注力キーワード」グループに設定します。

5. コンペティターディスカバリーを見てみよう

コンペティターディスカバリーとは、モニタリング対象キーワード内において、上位表示された回数をカウントしたデータです。下記の図では、上位表示された回数の多いサイトが線グラフと積み上げ棒グラフで表示されています。

線グラフはトレンドチャートで、サイトごとの勢いがわかりやすく表現されています。積み上げ棒グラフは全体を見るのに適しており、上位サイトのシェアの増減がわかります。さらに積み上げグラフはクリックすることで、特定のサイトの上位表示キーワードを深堀りすることができます。両方のチャートを見ながら、あなたの自然検索市場を確認してみてください。

6. カスタムダッシュボードを作る

DemandMetrics を見ていると、よく使う画面や一度に並べて見たい項目があるものです。そんなときにはカスタムダッシュボードを作成しましょう。見たいグラフを、見たい条件で設定できる機能です。

比較分析を行う上で欠かせない機能です。カスタマイズされた内容は「レポート」としてメールで自動配信することも可能なので、毎週月曜の朝に配信する設定でご利用いただくケースなどが多いです。

終わりに

他にもDemandMetrics で人気の SERPリワインド機能やピクセル計測など、便利な機能はたくさんあります。まずは本記事で紹介したような基本的な操作をマスターしてみましょう。