Googleは、「How to hire an SEO」というSEOコンサルタントを雇う方法を紹介する動画を2月14日に公開しました。
この動画でのポイントとして、SEOの改善には4ヶ月から1年程の時間が必要であるとしている点が挙げられます。
動画内でSEO改善に必要な期間を紹介
SEO業務への理解があまりないケースでは、1週間や2週間といった短期間で成果を求められることもあるかもしれませんが、GoogleはSEOへの取り組みは長期的な対応が必要とされることを伝えています。プラットフォームであるGoogleによる情報ですので、非常に説得力があります。
紹介動画はこちらになります。社内理解を得てプロジェクトを進めるために社内共有しても良いかと思います。
米Googleは、モバイルのローカルパックに「Near You X Minutes Ago」として、何分前にお店の近くにいた、という表示を開始しました。Refresh locationをタップすると、現在地からお店までの正確な時間を表示するようになっています。
ローカルパックにNear You X Minutes Ago
ローカルパックの利便性を高める改善が続いており、特に飲食店検索サイトは、自社サービスの脅威となるアップデートかどうか、動向をウォッチしておきたいところです。
Pinterestは、女性ユーザーが多いSNSプラットフォームですが、毎年4000万人がウェディングプラニングでPinterestを活用しているとブログで紹介しています。ユーザーは年間、ウェディングコンテンツに9億近いピンを保存し、ウエディング関連で3億7800万の検索をしているとのことです。
アメリカのブライダル会社であるDavid’s Bridalは、PinterestのAPIを用いて、クイズの回答に応じたPinterestのカスタムボード “Be Your Own Bride”をマーケティングに活用しています。
https://www.davidsbridal.com/be-your-own-bride-quizBe Your Own Brideの画面イメージ
PinterestのAPIを用いたカスタムボードは、Burberryの美容コンテンツでも使われており、取り組みが増えている模様です。
参照:Pinterest APIを活用した新たな取り組み、Burberry美容コンテンツを紹介:Ginza SEOウィークリートレンド 2016/08/19
https://demandsphere.jp/blog/weekly-20160819#topic05
結婚式を控えた私の知り合いは、1年余りに渡るウェディングプラニングにおいて、結婚情報誌やウェディングサービスのサイトよりも、Pinterestで情報収集し、その過程を自分のPinterestアカウントにメモリアルとして保存していると話していました。ドレスやヘアアレンジの情報だけでなく、招待状の紙質について調べたり、ピナー同士でのオフ会もあるようです。
SEO担当者はGoogle検索で自社サイトがみつけられることを前提としていますが、Webマーケティングの観点においては、ユーザーが検索するプラットフォームがGoogle以外にもあるということも考慮していたいものです。
Coming Soonカレンダー
既にGinzaウィークリーでも取り上げた内容もありますが、日が迫ってきているものを取り出しました。直近のスケジュール立てにお役立てください。
2017/1 Google Chrome、来年1月からHTTPSではないページにアラート表示へ(第43回の記事)
2017/1/10 Google、モバイル検索のインタースティシャル表示の評価を下げるアルゴリズムを更新(第41回の記事)