大規模サイト向けコンテンツマーケティング&SEOツールを提供するGinzaMetricsが、日本と海外、とくにUSを中心として、コンテンツマーケティングやSEO情報、関係するプラットフォームのアップデート情報を毎週ご紹介するコーナー「Ginzaウィークリートレンド」。今週はGoogleから3選、Facebookから1選、インスタグラムから1選です。
- Google、画像検索に「スタイルのアイディア」機能を導入
- Facebook、全世界の広告主が500万を突破
- インスタグラム、ダイレクト機能の受信箱を刷新
- 米Google、ブログ検索クエリの検索結果にカルーセル&リッチリスト表示を開始
- Google、アンサーボックスにテキストのソースと異なるサイトの画像を表示
1.Google、画像検索に「スタイルのアイディア」機能を導入
公開日
Apr 13, 2017
発信元
Google Blog
概要
Googleは、画像検索に「スタイルのアイディア」機能を導入しました。モバイルウェブとAndroid版のGoogleアプリで提供されています。
「スタイルのアイディア」機能は、4月10日にリリースされた「似ている商品」の下部に、商品の利用シーンをイメージできる画像を並べる機能です。
参照:Google、画像検索の「似ている商品」機能をリリース:Ginza SEOウィークリートレンド 2017/04/14
下記の写真のように、バッグで画像検索した際に、バックの下に「似ている商品」、その下に「スタイルのアイディア」が並びます。
似ている商品、スタイルのアイディア機能のイメージ
画像はテキストに比べるとSEOでは優先度が低く扱われがちですが、今回の機能のリリースから、Googleが今後、画像を重視してくることも考えられます。
今回の機能に関しては、特にアパレルサイトで、ユーザーがもっと見たいと思う質の高い画像を揃えることが検索流入増につながる可能性があります。
2.Facebook、全世界の広告主が500万を突破
公開日
Apr 11, 2017
発信元
Facebook ニュースルーム
概要
Facebookは全世界の広告主が500万を超えたことを公式ブログで発表しました。75%が米国以外の広告主で、Facebookページを運営するビジネスは6,500万に、Instagramのプロフィールを導入するビジネスは800万にのぼり、中小企業のビジネス成長もサポートしています。
Facebook、広告主が500万を突破
Facebookはビジネス成長のサポートとして、様々なことを用意しています。
- アプリから簡単に広告を管理
- モバイルでのクリエイティブ作成
- オンライン教育プログラムBlueprint
- ページマネージャアプリで顧客とのコミュニケーションを一括管理
- 国際類似オーディエンスで新しい顧客を開拓
- Facebook Marketing Boot Camp
上記に興味がある方は、こちらで詳細確認されてはいかがでしょうか。
3.インスタグラム、ダイレクト機能の受信箱を刷新
公開日
Apr 12, 2017
発信元
Facebook ニュースルーム
概要
インスタグラムは、特定の利用者と写真や動画を共有できるダイレクト機能をアップデートし、新しい受信箱のUIを発表しました。別々に表示されていた閲覧後すぐに消える写真・動画と、通常のテキストやフィード投稿のシェアなどのやり取りを全てひとつのスレッド内でまとめて表示できるようになりました。ダイレクト機能は、2017年4月現在、世界中で毎月3億7500万人が利用しているとのことです。
新しい受信箱のUIイメージ
企業アカウントでインスタグラムを運用している方は、この機会に変更したUIを確認してみてください。
4.米Google、ブログ検索クエリの検索結果にカルーセル&リッチリスト表示を開始
公開日
Apr 12, 2017 8:36 AM
発信元
The SEM Post
概要
米Googleは、「cooking blog」といったブログを検索するキーワードでの検索結果に、カルーセルとリッチリストの表示を開始したようです。
カルーセルでの表示
リッチリストでの表示
カルーセルやリッチリストに表示されるブログをクリックすると、ダイレクトにブログページへいくわけではなく、そのブログ名を検索クエリとした場合の検索結果が表示されています。
カルーセル、リッチリストをクリックした場合の検索結果
今回はブログのクエリを対象としたものですが、Googleはカルーセル表示を増やしているので、今後、他のクエリにも拡大するかもしれません。
5.Google、アンサーボックスにテキストのソースと異なるサイトの画像を表示
公開日
Apr 13, 2017 8:52 am
概要
Googleが、強調スニペットに、テキストのサイトとは異なる、別のサイトの画像を表示していることが確認されました。
アンサーボックスにテキストと別ソースの画像を表示
画像は画像検索で上位にあるものの、最上位の画像ではないということです。
日本のGoogle検索でもテキストと違うサイトの画像が表示されています。
日本でもアンサーボックスにテキストと別ソースの画像を表示
アンサーボックスのモニタリングについてはGinzaMetricsをご活用ください。
Pick UP:今週のテーマと合わせて読みたいGinzaブログ
Ginzaウィークリートレンド バックナンバー
Ginzaウィークリートレンドの過去記事一覧はこちら
- 第72回:Google、2017年内のモバイルファーストインデックス導入は難しいと言及/Google、画像検索の「似ている商品」機能をリリース、他5選:Ginza SEOウィークリートレンド 2017/04/14
- 第71回:Google、セーフブラウジングのサイトステータスツールを刷新/Twitter、返信ツイートにも140文字使えるように、他4選:Ginza SEOウィークリートレンド 2017/04/07
- 第70回:Google、リッチカードを世界中で展開開始/Google、サーチコンソールの画像検索データに一部欠損あり、他3選:Ginza SEOウィークリートレンド 2017/03/31
Ginzaウィークリートレンドは、毎週金曜日の正午更新。
公開したらFacebookおよびTwitterで発表しています、気になる方はぜひフォローください。