大規模向けコンテンツマーケティング&SEOツールを提供するDemandMetricsが、日本と、海外とくにUSを中心として、コンテンツマーケティングやSEO情報、関係するプラットフォームのアップデート情報を毎週ご紹介するコーナー「Demandウィークリートレンド」。今週は、Googleから3選です。
- Google、2月27日&3月1日あたりに検索順位の変動か
- Google、JavaScriptのSEOを解説する動画シリーズを開始
- Google、Search Console移行状況説明の日本語記事公開
1.Google、2月27日&3月1日あたりに検索順位の変動か
公開日
Feb 28, 2019 8:22 am
発信元
Search Engine Roundtable:A Google Search Ranking Algorithm Update On February 27th?
概要
Search Engine Roundtableの記事によると、米国時間2月27日あたりに検索順位の変動が見られる模様です。
記事内では、Mozcast、SERP Metrics、Algoroo、Advanced Web Rankings、Accuranker、RankRanger、SEMRushのチャートを紹介しています。
Mozcastのチャート
SERP Metricsのチャート
Algorooのチャート
Advanced Web Rankingsのチャート
Accurankerのチャート
RankRangerのチャート
SEMRushのチャート
また、別の記事において、3月1日あたりにもGoogle検索順位の変動がみられるとレポートしていますので、2月末から3月はじめにかけて、自社・競合サイトへの順位変動の影響がないか、確認すると良さそうです。
参照:March 1st Google Search Algorithm Ranking Update – Unconfirmed
2.Google、JavaScriptのSEOを解説する動画シリーズを開始
公開日
Feb 28, 2019 7:27 am
発信元
Search Engine Roundtable:Martin Splitt From Google To Host Video Series On JavaScript & SEO
概要
GoogleのMartin Splitt氏は、JavaScriptのSEOを解説する動画シリーズを始めることをTwitterでアナウンスしました。
Martin Splitt氏によるツイート
https://twitter.com/g33konaut/status/1101085880813580288
動画シリーズを開始するアナウンスの動画、JavaScriptのページをクロール、インデックスする仕組みを解説する動画を公開しています。
参照:New Basic Google Video On How Google Search Indexes JavaScript Sites
今後更に動画展開が続くようですので、JavaScriptのSEOについて理解を深めたい方にとって、役立つコンテンツになりそうです。
3.Google、Search Console移行状況説明の日本語記事公開
公開日
March 1, 2019
発信元
Google Webマスター向け公式ブログ:新しい Search Console で重大な課題に取り組みましょう ~ 今後のロードマップのご紹介
概要
Googleは、1月25日に英語版公式ブログで、旧Search Consoleから新Search Consoleへの移行状況を説明する記事を公開しました。
今回、日本語版公式ブログでも翻訳記事が公開されましたので、ご案内いたします。
内容については、2月1日のDemand SEOウィークリートレンドでご紹介した内容と同様となりますが、日本語版記事が公開されたことにより、社内で共有しやすくなったのではないでしょうか。3月末までに移行を予定している項目は下記となります。
- クロールエラーはインデックスカバレッジへ
- インデックスカバレッジのサイトマップ
- Fetch as GoogleはURL検査ツールに
- ユーザー管理
- 構造化データ
- 廃止予定機能
旧Search ConsoleのクロールエラーはAPIも含め廃止され、インデックスカバレッジとURL検査ツールで確認できるようになります。
現状では、画像および動画のサイトマップを新Search Consoleでは送信できませんが、新Search Consoleではインデックスカバレッジと連携し、サイトマップ単位でインデックス状況を把握可能です。
Fetch as Googleは廃止され、URL検査ツールに変わります。URL検索ツールではは、インデックス状況のレポート、ライブテスト、インデックスに送信が可能です。
ユーザー管理方法が改善されました。
構造化データレポートはリッチリザルトレポートに変更となります。現在、リッチリザルトでサポートしているのは、求人、レシピ、イベント、Q&Aページです。
HTMLの改善、プロパティ セット、Androidアプリ(App Indexing)、ブロックされたリソースについては廃止予定となります。
参照:Google、新Search Consoleへの機能移行状況を発表:Demand SEOウィークリートレンド 2019/02/01
変更点について、この機会に再度ご確認いただければと思います。
Pick UP:今週のテーマと合わせて読みたいブログ記事
Demandウィークリートレンド バックナンバー
Demandウィークリートレンドの過去記事一覧はこちら
- 第163回:Google、2月22日あたりに検索順位の変動か、他4選:Demand SEOウィークリートレンド 2019/03/01
- 第162回:Google、2月13日あたりから検索順位の変動が継続か、他2選:Demand SEOウィークリートレンド 2019/02/22
- 第161回:Search Consoleの検索パフォーマンスデータ、正規URLに統合へ、他2選:Demand SEOウィークリートレンド 2019/02/15
Coming Soon Calendar
SEO担当が覚えておいたほうが良い、直近の予定を記載していきます。
- 2018.3月9日前後
- Googleのコアアルゴリズムアップデート
- 2018.3月中旬
- BingがJSON-LDフォーマットに対応開始
- 2018.3月26日
- Google、MFI対象サイトを拡大
- 2018.3月28日前後
- Googleのアルゴリズムアップデートか?
- 2018.7月
- Google Chrome、セキュアでない全ページで”保護されていません”を表示開始
- 2018.7月
- Google、ページスピードをモバイル検索ランキングに加味する
- 7月最終週にGoogleのコアアルゴリズムアップデート
- 2018.9月
- Chrome69からHTTPSページの保護された通信ラベルを廃止
- 2019.4月
- Search Consoleの検索パフォーマンスデータ、正規URLに統合へ
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