
 
音声検索とは

 
テキスト検索から音声検索へと変化

 
Googleの情報検索の20%が音声検索に
アメリカ・フランシスコで開催されたGoogle I/Oの基調講演でのことです。アメリカのGoogle本社に勤めるCEO・スンダー・ピチャイ氏は以下のように答えています。 「Googleのモバイル検索のクエリの20%が今となっては音声検索となっている。」 国による違いはありそうですが、20%は、大きな割合です。それだけテキスト検索から音声検索に変化してきていることが分かります。 更に、2020年にはAIの発展も伴い、検索の50%が音声検索になると予想されています。その先駆け的存在として、Googleにて発表された「Google Home」が音声検索の代表的なデバイスとして使われています。 (参考https://www.campaignlive.co.uk/article/just-say-it-future-search-voice-personal-digital-assistants/1392459) 
音声検索に対してのSEO対策とは

 
音声検索では会話形式で言葉を使うことを意識する
音声検索において、ユーザーがどのように検索機能を使っていくかが重要な項目となってきます。ユーザーは音声機能を使う場合、質問の仕方として「~を探して」や「~を教えて」などの情報の尋ね方をしていきます。 例えば、ユーザーが「京都の有名な観光名所を探して」という質問をしたとしましょう。この際に発声する単語量は「京都」「有名」「観光」「名所」と分けることができ、4つの単語を使います。 この単語をどれだけ予想できるかが、SEO対策のポイントになります。ユーザーが何を求めて音声検索を使うかを推測することが大切になってくるでしょう。 
地域情報を充実させる
スマートフォンユーザーは近くのお店やサービスを検索するときに、地域名を含めて検索する傾向があります。お店を探したり、サービスを利用したりする場合、地域名を付け加えて検索していきます。例えば「東京の美味しい和食屋さん」や「日本のおすすめ温泉地」「アメリカの有名な観光スポット」などです。 エリアを指定しておくことで、ユーザーにサイトを見てもらうきっかけを作ることができます。イギリスのSEO会社であるBright Localの調査によると、58%の消費者はローカルな情報を探すのに音声検索を使ったことがあると発表しています。それだけ地域のローカルな情報をユーザーは求めていることが分かります。 ※参考:(https://www.brightlocal.com/) 
音声検索に求められるページ速度
音声検索にはページ速度も重要なようです。 BACKLINKOのブログで、ブライアンディーン氏は、音声検索の検索結果のロード時間は、通常のウェブサイトの平均より52%も速いと報告しています。 テキスト検索においても、ページの速さは少なからず順位に影響していますが、音声検索ではより強く影響している可能性がありそうです。 (参考:https://backlinko.com/voice-search-seo-study) 
音声検索のSEO対策のまとめ
