ランクアルゴリズム調査:外部リンクは依然ランキング要因/Twitter、位置情報をタイムラインにも表示、他2選:Ginza SEOウィークリートレンド 2016/07/29

ランクアルゴリズム調査:外部リンクは依然ランキング要因/Twitter、位置情報をタイムラインにも表示、他2選:Ginza SEOウィークリートレンド 2016/07/29

大規模サイト向けコンテンツマーケティング&SEOツールを提供するGinzaMetricsが、日本と海外、とくにUSを中心として、コンテンツマーケティングやSEO情報、関係するプラットフォームのアップデート情報を毎週ご紹介するコーナー「Ginzaウィークリートレンド」。今週はGoogleから1選、Twitterから2選、Facebookから1選です。
  1. ランクアルゴリズム調査:外部リンクは依然ランキング要因
  2. Twitter、位置情報をタイムラインにも表示
  3. Twitter Food Councilを公式ブログで紹介
  4. Facebookメッセンジャーの月間アクティブ利用者が10億人超え

1.ランクアルゴリズム調査:外部リンクは依然ランキング要因

公開日 July 20, 2016 at 6:16 am 発信元 Search Engine Land:New Google ranking study shows links are incredibly important to the ranking algorithm local_search_update

概要

Search Engine Landは、Stone Temple Consulting社のGoogleランキング要因調査について記事にしました。 参照:https://www.stonetemple.com/links-remain-a-very-powerful-ranking-factor-study 今回、Stone Temple Consultingは6000キーワード、50位までの外部リンクについて、3つの統計モデルを用いて調査をしたとのことです。そこで、外部リンクとランキングの関連についての結果を得ています。 MOZやSearch Metricsが出してきたランキング要因調査においても、外部リンクが検索アルゴリズムに与える強さについては知られていました。 しかしStone Temple Consultingの調査結果によると、少なくとも統計的には、これまで以上に外部リンクが重要であることが伺えます。 参照:MOZ:Search Engine Ranking Factors 2015 https://moz.com/search-ranking-factors/correlations 参照:Search Metrics:Search Ranking Factors & Rank Correlations 2015 https://www.searchmetrics.com/knowledge-base/ranking-factors/ local_search_update 3社の調査結果比較 Stone Temple ConsultingのCEOであるEric Enge氏は、「サイトのコンテンツが関連性や質において競合に勝っていなければ、外部リンクは力にならない。もしコンテンツが競合する状態にあれば、外部リンクがランキング要因になるだろう。」とコメントしています。 コンテンツの充実や内部対策等をしても競合サイトよりも上位表示しない場合、外部リンクの影響を考慮してもいいかもしれません。 SEOツールを活用した外部リンク調査方法について、下記にて紹介しています。 https://demandsphere.jp/blog/monitoring-external-links

2.Twitter、位置情報をタイムラインにも表示

公開日 JULY 22, 2016 発信元 Twitter ブログ local_search_update

概要

Twitterは、4月に、ツイートにレストランやお店、観光スポットなどの位置や店舗情報を追加できるようにしました。タイムライン上のツイートをタップしてそのツイートを全面表示すると、この情報が見られるようになっていました。 今回、Twitterは、このツイートに付いた位置情報をホームタイムラインおよびプロフィールページのタイムライン上でも表示するようにしたことを発表しました。 ツイートに付いた位置情報をクリックすると、その場所の住所、周辺地図、レビュー数とともにその場所に関連したツイートや写真が表示されるようになります。 local_search_update ツイートに位置情報を表示 今回の機能追加により、これまでFacebookのチェックイン機能で行われていたリアル店舗での位置情報追加促進キャンペーンが、Twitterにも拡大することが予想されます。Facebookとは異なるユーザー層にリーチできるようになると考えられます。 位置情報の表示はiOSとAndroidのアプリのホームタイムライン、プロフィールページのタイムラインで利用できるとのことです。 位置情報の詳細についてはこちらで説明しています。 https://support.twitter.com/articles/238124

3.Twitter Food Councilを公式ブログで紹介

公開日 July 21 2016 発信元 Twitter blog local_search_update

概要

Twitterは、公式プログで、Twitter Food Councilについて紹介しました。Twitter Food Councilとは、シェフのAlex Guarnaschelli (@guarnaschelli)氏を中心に、トップシェフたちが食や食文化について投稿しています。 日々の食についてのインスピレーションが得られる投稿が数多く見られます。 local_search_update local_search_update Twitter Food Councilの投稿イメージ Twitter Food Councilには、@TwitterFoodをフォローし、#FoodFlockのハッシュタグをつけてツイートすることで参加することができます。 一般ユーザーではなく、トップシェフたち=インフルエンサーが中心となって運営している点が新たな取り組みと言えるのではないでしょうか。ターゲットを同じくする企業同士でこのように運営するのも、選択肢の1つになるかもしれません。

4.Facebookメッセンジャーの月間アクティブ利用者が10億人超え

公開日 July 20, 2016 発信元 Facebook Newsroom local_search_update

概要

Facebookは、メッセンジャーの月間アクティブユーザー数が10億人に達したことを公式プログで発表しました。 その他のメッセンジャーアプリとしては、Facebookが2年前に買収したWhatsApp(ワッツアップ)の月間アクティブユーザー数が、一足先に、2016年2月に10億人に達していました。WhatsAppは、米国以外に欧州や南米および、アフリカやインド等で利用されています。 https://blog.whatsapp.com/616/One-billion また、アジアを中心に普及しているLINEの月間アクティブユーザー数は、2015年12月末時点で2億1,500万人、主要4カ国(日本、タイ、台湾、インドネシア)で、約1億4,470万人となっています。 https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1222 中国のスマホ利用者の9割が利用しているTencent社のWeChatは、月間アクティブユーザー数が2015年11月に6億4950万人に到達したと発表しています。 https://www.tencent.com/en-us/content/ir/an/2015/attachments/20151110.pdf メッセンジャーアプリは、ユーザーコミュニケーションのプラットフォームとして着実な地位を築いているので、トレンドを把握しておきたいものです。

Coming Soonカレンダー

既にGinzaウィークリーでも取り上げた内容もありますが、日が迫ってきているものを取り出しました。直近のスケジュール立てにお役立てください。 年初? ペンギンアップデート(第7回の記事) 1/8,9 Google コアアルゴリズムアップデート(第11回の記事) 1/16,17 Google コアアルゴリズムアップデート(その2) 2/9,10 米国その他でGoogle モバイルサイトの順位変動?(第15回の記事) 2/25 AMP対応のニュースページがGoogleのモバイル検索結果に表示開始(第7回第17回の記事) 2/16- Google 検索結果に星レビューが非表示になるバグ(第18回の記事) 5/12 Google、モバイルフレンドリーの検索結果への反映を強化(第20回の記事

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