Google、記事キャンペーンでのスパムリンクについて注意喚起/Ahrefs調査、アンサーボックスが表示されるキーワードではオーガニックのCTRが18.5%減少、他2選:Ginza SEOウィークリートレンド 2017/06/16

Google、記事キャンペーンでのスパムリンクについて注意喚起/Ahrefs調査、アンサーボックスが表示されるキーワードではオーガニックのCTRが18.5%減少、他2選:Ginza SEOウィークリートレンド 2017/06/16

大規模サイト向けコンテンツマーケティング&SEOツールを提供するGinzaMetricsが、日本と海外、とくにUSを中心として、コンテンツマーケティングやSEO情報、関係するプラットフォームのアップデート情報を毎週ご紹介するコーナー「Ginzaウィークリートレンド」。今週はGoogleから3選、インスタグラムから1選です。
  1. Google、記事キャンペーンでのスパムリンクについて注意喚起
  2. Ahrefs調査によると、アンサーボックスが表示されるキーワードではオーガニックのCTRが18.5%減少
  3. 米Google、Googleマップに近くで開催されるイベントを表示開始か
  4. インスタグラム、過去にシェアしたフィード投稿を非公開にする「アーカイブ」機能をリリース

1.Google、記事キャンペーンでのスパムリンクについて注意喚起

公開日 June 6, 2017

発信元 Google ウェブマスター向け公式ブログ local_search_update

概要

Googleは、サーチコンソールのヘルプページで、リンク プログラムに関するウェブマスター向けガイドラインについて公表しています。 https://support.google.com/webmasters/answer/66356 最近、サイトに投稿された記事にスパムリンクが含まれているケースが増えていることから、公式ブログでリンクプログラムの注意点についてリマインドしているのでご紹介します。 記事キャンペーンとして、ゲストやパートナーによる投稿、シンジケーション提供された投稿などの形で、別のウェブサイトに掲載されるケースがありますが、投稿元のサイトへのバックリンクを大量に獲得することを意図している場合は、リンク プログラムに関するガイドラインに違反すると注意喚起しています。 問題となる例として下記が挙げられています。

  • 大量のキーワードを含んだリンクが、記事の中で乱用されている
  • 記事が大量のサイトに公開されている、または少数の大規模サイトに大量の記事が公開されている
  • 対象分野の知識が乏しい人に記事を書かせている
  • 複数の記事で同じかよく似たコンテンツを使用している、またはサイトに掲載されている記事の内容を完全に複製している(このような場合は、rel=”nofollow” に加えて rel=”canonical” を使用することを推奨)
スパムリンクが設定された記事を公開している場合、Googleはそのサイトが品質低下したとみなし、掲載順位に反映するとしています。記事の投稿者は知り合いか、内容がサイトユーザーに価値あるものとなっているか等、マネジメントしていくことが求められていると言えます。

2.Ahrefs調査によると、アンサーボックスが表示されるキーワードではオーガニックのCTRが18.5%減少

公開日 June 13, 2017 10:16 am

発信元 Search Engine Land local_search_update

概要

Search Engine Landでは、Ahrefsが実施したユニバーサルサーチに関する調査結果を記事として紹介しています。 Ahrefsが5,126キーワードを対象に調査したところ、アンサーボックスや画像といったユニバーサルサーチが11,065表示されていて、アンサーボックスが表示されないキーワードではオーガニック検索結果のCTRが73.18%に対し、表示されるキーワードでは、CTRが54.68%に減少したということです。アンサーボックスが表示されるキーワードではオーガニックのCTRが下がるという感覚をお持ちのWebマスターの方も多いのではないでしょうか。 local_search_update 強調スニペット表示有無によるCTRの変化 ユニバーサルサーチの表示が増えており、調査したキーワードの内、53.42%で強調スニペットが表示されています。 local_search_update ユニバーサルサーチの項目別表示率 GinzaMetricsではアンサーボックス含め、ユニバーサルサーチの表示状況をキーワード毎に確認いただけます。 参照:SEOでのユニバーサル検索への対応方法〜GoogleのSERPs仕様変更に振り回されないために〜 本調査の元記事はこちらにありますので、ご興味ある方は確認してはいかがでしょうか。 https://ahrefs.com/blog/serp-features/

3.米Google、Googleマップに近くで開催されるイベントを表示開始か

公開日 June 12, 2017 9:34 AM

発信元 The SEM Post local_search_update

概要

米Googleは、Googleマップでエリア検索した際に、近くで開催されるイベントを表示開始したようです。 下記はお店の名前で検索した際のGoogleマップ表示ですが、赤丸で示したように、近くで開催されるイベントが表示されています。 local_search_update Googleマップに近くで開催されるイベントを表示 イベント終了後には、マップに表示されなくなったということで、Googleはイベント開催日も認識して表示コントロールしているようです。 本機能との関連性はわかりませんが、米Googleは5月にモバイル検索でイベントをリスト表示する機能を導入しており、イベント領域に力を入れているのかもしれません。 参照:米Google、モバイル検索にイベントをリスト表示する機能を導入:Ginza SEOウィークリートレンド 2017/05/19

4.インスタグラム、過去にシェアしたフィード投稿を非公開にする「アーカイブ」機能をリリース

公開日 June 14 2017

発信元 Facebookニュースルーム local_search_update

概要

インスタグラムは、過去にシェアしたフィード投稿を、自分だけがみられる非公開スペースに移せるアーカイブ機能を追加したことを公式ブログで発表しました。 アーカイブ機能は下記手順にて利用できるということです。

  • 投稿をアーカイブへ移動するには、過去にシェアしたフィード投稿右上の[…]をタップし、「アーカイブ」を選択
  • アーカイブへ移動した投稿を閲覧するには、利用者本人のプロフィール画面右上に表示される時計マークのアイコンをタップ
  • アーカイブに移動した投稿をプロフィールに再表示するには、該当する投稿の[…]から「プロフィールに表示」を選択
local_search_update アーカイブ機能使い方イメージ 企業アカウントでも、期間限定のキャンペーン終了時等に、アーカイブ機能で非表示にするといった使い方ができるかもしれません。

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