Chrome69からHTTPSページの保護された通信ラベルを廃止、他1選:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/05/25


大規模向けコンテンツマーケティング&SEOツールを提供するGinzaMetricsが、日本と、海外とくにUSを中心として、コンテンツマーケティングやSEO情報、関係するプラットフォームのアップデート情報を毎週ご紹介するコーナー「Ginzaウィークリートレンド」。今週は、Googleから2選です。

    1. Chrome69からHTTPSページの保護された通信ラベルを廃止
  1. Google for jobsの対応を11ヶ国に拡大

1.Chrome69からHTTPSページの保護された通信ラベルを廃止

公開日
May 17, 2018

発信元
Search Engine Land:Evolving Chrome’s security indicators

概要

Googleは公式ブログで、2018年9月にリリースされるChrome69から、HTTPSページで表示される「保護された通信」ラベルを廃止すると発表しました。HTTPSの移行が進み、HTTPSが安全であることを伝える必要がなくなってきたという判断のようです。


HTTPSページのラベル表示変化

また、HTTPページでフォームに入力しようとすると、「保護されていない通信」ラベルが赤字表示になり、危険性を強調する形になるようです。


HTTPページのラベルを赤字に

HTTPS化を検討している方向けには、ガイドを公開していますので、参考になると思います。
https://developers.google.com/web/fundamentals/security/encrypt-in-transit/why-https

2.Google for jobsの対応を11ヶ国に拡大

公開日
May 17, 2018 • 7:42 am

発信元
Search Engine Roundtable:Google Expands Job Posting Structured Data To Additional Countries

概要

Googleは、2017年6月にGoogle for jobsをUSでリリースしましたが、下記のエリアへも拡大したとのことです。

アフリカ

    • ケニア
    • ナイジェリア
    • 南アフリカ

アジア

    • インド

南米

    • アルゼンチン
    • ブラジル
    • コロンビア
    • チリ
    • メキシコ

北米

  • カナダ
  • アメリカ

日本はまだローンチエリアに含まれていませんが、今後も順次対応エリアが拡大していきそうです。
デベロッパー向けサイトには、Google for jobsの成功事例も掲載されていますので、参考にしてはいかがでしょうか。
https://developers.google.com/search/case-studies/ziprecruiter-case-study

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2018.9月
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