Google、3/9ごろにアルゴリズムコアアップデートがあったと認める、他2選:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/03/16

Google、3/9ごろにアルゴリズムコアアップデートがあったと認める、他2選:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/03/16

大規模向けコンテンツマーケティング&SEOツールを提供するGinzaMetricsが、日本と、海外とくにUSを中心として、コンテンツマーケティングやSEO情報、関係するプラットフォームのアップデート情報を毎週ご紹介するコーナー「Ginzaウィークリートレンド」。 今週は、Googleから3選です。
  1. Google、3/9ごろにアルゴリズムコアアップデートがあったと認める
  2. Google、検索結果に強調スニペットのみを表示する、「検索結果0」ページをテスト中か
  3. Google、モバイル画像検索のキャプションをより詳細に表示するよう変更

1.Google、3/9ごろにアルゴリズムコアアップデートがあったと認める

公開日 March 12, 2018 at 1:15 pm 発信元 Search Engine Land:Google confirms core search ranking algorithm update

概要

3/9から3/11にかけて、検索エンジンのアルゴリズムアップデートがあったと、Googleが言及しました。 もともと、この近辺でアップデートがあったのではないかと界隈やGoogleのフォーラムで話題になっていました。Googleは、特定のアルゴリズムアップデートについては言及しないことも多いですが、今回は公式に認めた形です。 内容は、パンダアップデートやペンギンアップデート、先日行われたMaccabeesアップデートなどの何か特定の評価基準に沿ったアップデートとは違う、「年に数回行うコアアップデート」とのこと。特定の評価基準に関わらないため、「”直す”という行為は不要」としています。 3/12のSearch Engine RoundTableの記事を見ると、各種ランキングアップデートの調査ツールも変動を示していることが分かります。 2016年あたりから、徐々に、アップデートで影響を受けたサイトの傾向は掴みにくくなってきています。それだけ複雑に、さまざまな要素を加味した評価基準になってきているのだと思います。改めて、1つ1つの要素ではなく、サイト全体として、利用者のためになるサイトづくりが大切なのだと実感します。

2.Google、検索結果に強調スニペットのみを表示する、「検索結果0」ページをテスト中か

公開日 MARCH 14, 2018 AT 11:40 AM 発信元 The SEM Post:In-Depth Look at Google’s New Zero Result Search Results 記事キャプチャ

概要

Googleは、自然検索結果が1件も表示されないパターンを検討しています。 たとえば、今の時間や時差を確認したり、や計算機を利用したりする場合に、アンサーボックスやその他強調スニペットのみを表示し、一般のサイト結果は「すべての検索結果をみる」ボタンを再度クリックする形式です。 検索結果0 GoogleのDanny Sullivan氏によると、「こういった検索では、ほとんどのユーザーは各サイトまで遷移しない。情報量を少なくすることで検索結果ページの表示スピードは格段にあがったし、見たければ”すべての結果を見る”ボタンを押せばよい」とのこと。 日本にはまだ導入されていないようですが、テストの結果問題がなければ展開されるでしょう。 MOZ社のPete Meyers氏によると、この「検索結果0」はかなり小規模な範囲で起こっているとのこと。今時点では、例外的に考えても問題なさそうです。 とはいえ、なかなか衝撃な検索結果ですね。 以前のGinzaウィークリーで、今後Googleが多角的な強調スニペットを公開することを紹介しました。多角的な回答が必要な検索クエリについては、Googleは今後も各サイトの情報に助けられながら多種多様に回答していくのではないかと思います。

3.Google、モバイル画像検索のキャプションをより詳細に表示するよう変更

公開日 Mar 13, 2018 発信元 Google Blog:Get more useful information with captions on Google Images

概要

Googleは、モバイルでの画像検索で、画像のタイトルなど表示している箇所により詳細なキャプションを入れるよう変更しました。 ブログで紹介しています。 これまではドメインが表示されていましたが、今後は、その画像が表示されているページタイトルも表示するようになります。 Googleは2017年8月にも、バッジとよばれるカテゴリフィルタを、画像検索のモバイル版に搭載しました。 InstagramやPinterestなどの普及とともに、画像検索のニーズがますます高まっているのではないかと思います。 画像検索は、いわゆるウェブ検索結果に比べて盲点になりやすいですが、画像検索されやすいキーワードや、自社がどう表示されているのかは、少しずつトラッキングしていきたいですね。

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BingがJSON-LDフォーマットに対応開始
2018.3月-4月周辺
Google、MFI対象サイトを拡大する
2018.7月
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2018.7月
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