大規模向けコンテンツマーケティング&SEOツールを提供するGinzaMetricsが、日本と、海外とくにUSを中心として、コンテンツマーケティングやSEO情報、関係するプラットフォームのアップデート情報を毎週ご紹介するコーナー「Ginzaウィークリートレンド」。今週はGoogleから4選です。
- 米Google、モバイル検索結果の45%に画像サムネイルを表示へ
- Search Console APIで25,000行のデータを取得可能へ
- Speed Update導入後に検索順位の変動か
- Google、求人情報検索をイギリスでも展開
1.米Google、モバイル検索結果の45%に画像サムネイルを表示へ
公開日
July 16, 2018 at 9:47 am
発信元
Search Engine Land :Report: Google’s mobile search results now show image thumbnails 45% of the time
概要
米Googleは、モバイル検索結果への画像サムネイル表示を増やしており、7月前半は表示率が15%程度だったのが7月13日には45%へと、急激に表示を増やしているようです。
RankRangerによるチャート
モバイル検索結果への画像サムネイル表示
画像によりCTRヘ影響を与える可能性もあるため、適切に表示されるよう、画像のSEO対策も重要視したいものです。
す。
2.Search Console APIで25,000行のデータを取得可能へ
公開日
July 13, 2018 at 9:01 am
発信元
Search Engine Land:Google Search Console Search Analytics API now gives you 25,000 rows per request
概要
GoogleはTwitterで、Search ConsoleのデータをAPI経由で25,000件取得できるようになったことを発表しました。以前は5,000件だったのが、今回増えた形です。
Google公式アカウントTwitterで公表
先日、API経由で16ヶ月分のデータを取得できるようになり、Search Console APIの使い勝手が向上しています。
参照:Google、Search Console APIで16ヶ月分のデータへアクセス可能に:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/06/22
API経由での25,000件のデータ取得方法については、こちらに詳細ありますので、ご確認頂ければと思います。
https://developers.google.com/webmaster-tools/search-console-api-original/v3/how-tos/all-your-data
3.Speed Update導入後に検索順位の変動か
公開日
Jul 11, 2018 8:19 am
発信元
Search Engine Roundtable:Google Search Algorithm Update Currently Mild
概要
Googleは、7月9日にSpeed Updateを導入したことを発表しましたが、Search Engine Roundtableの記事によると、Speed Updateの影響か、7月9日以降にマイルドな検索順位の変動が見られるとのことです。
参照:Google、Speed Updateを導入開始:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/07/13
記事内では、Mozcast、SERPmetrics、Algoroo、Advanced Web Rankings、Accuranker、RankRanger、Cognitive SEO、SERPWoo、SEMRushのチャートを紹介しています。
Mozcastのチャート
SERPmetricsのチャート
Algorooのチャート
Advanced Web Rankingsのチャート
Accurankerのチャート
RankRangerのチャート
Cognitive SEOのチャート
SERPWooのチャート
SEMRushのチャート
自社、競合サイトへの順位変動の影響について、注意深くモニタリングしたいものです。
4.Google、求人情報検索をイギリスでも展開
公開日
July 16, 2018
発信元
Google Blog:Helping more people in the U.K. find their next job
概要
Googleは公式ブログで、求人情報検索のGoogle for Jobsをイギリスにも展開したことを発表しました。
求人情報検索イメージ
Googleは2017年6月に、Google for Jobsをアメリカで公開し、2018年5月には対応国を11カ国に拡大していました。
参照:
米Google、求人検索の”Google for Jobs”を公開:Ginza SEOウィークリートレンド 2017/06/23
Google for jobsの対応を11ヶ国に拡大:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/05/25
日本での展開はまだですが、対応エリアが拡大してきていますので、求人サイト運営者は準備を整えておきたいものです。
Pick UP:今週のテーマと合わせて読みたいGinzaブログ
- 無料eブック『他社に差をつけるSEO実践ガイド〜キーワード選定、サイト構造、コンテンツ編〜』ダウンロード
- SEOでのユニバーサル検索への対応方法〜GoogleのSERPs仕様変更に振り回されないために〜
Ginzaウィークリートレンド バックナンバー
Ginzaウィークリートレンドの過去記事一覧はこちら
- 第131回:Google、Speed Updateを導入開始、他2選:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/07/13
- 第130回:Google、7月導入予定のSpeed Updateに言及、他2選:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/07/06
- 第129回:Google、PageSpeed Insightsでサイト全体のスピードを計測可能に、他3選:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/06/29
Coming Soon Calendar
SEO担当が覚えておいたほうが良い、直近の予定を記載していきます。
- 2018.3月9日前後
- Googleのコアアルゴリズムアップデート
- 2018.3月中旬
- BingがJSON-LDフォーマットに対応開始
- 2018.3月26日
- Google、MFI対象サイトを拡大
- 2018.3月28日前後
- Googleのアルゴリズムアップデートか?
- 2018.7月
- Google Chrome、セキュアでない全ページで”保護されていません”を表示開始
- 2018.7月
- Google、ページスピードをモバイル検索ランキングに加味する
- 2018.9月
- Chrome69からHTTPSページの保護された通信ラベルを廃止
Ginzaウィークリートレンドは、毎週金曜日の正午更新。
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